石が入ったモデリングに役立つコマンド | RhinoEvance

石が入ったモデリングに役立つコマンド

Full Eternity Ring
リングサイズダイアログ
RIngSizeDialog

 
リングサイズダイアログは、指輪のサイズを号数の入力をすることでその号数の直径の円を描くことが出来るコマンドです。
 
もちろんRhinoの円を描くコマンドを使って、指の号数と同じ直径の円を描けば目的のサイズのリングは作れます。
 
しかし問題はその直径が何mmだったかを覚えているか?です。
 
ほんの少しのことですが、ジュエリーモデリングのスピードをアップしてくれます。


 
リングサイズが描けた後は、Rhinoの素のコマンドを使ってリングを作ってみました。
 
RhinoとEVANCEを組み合わせて使うことでジュエリーモデリングを効率的に行うことが出来ます。
 
今回はフルエタニティリングなので、石を入れたい場所に抜き型や爪を配置する場所にマークとなる円も置いています。
 


メレーダイヤの抜型を配置
ArrayCapedCylinderAH

皿揉みの抜型を配置
ArrayConeCylinderOnBrep

爪を配置
RECylinderShallowOnBrep

 
石座まわり一気に作ってしまいます。
 
「座」や「抜き穴」、「爪」などの石を留めるために必要なものはジュエリーならではのものなので、専用のコマンドがあるととても便利です。


体積を表示
VolumeDisplaySelected

 
最後に完成品の重さを調べてみましょう。
EVANCEでは出来たジュエリーのデータがSV925・K18・K10・Pt900のそれぞれの金属になったときにどのくらいの重さになるかを調べることが出来ます。
 
ジュエリーのおおよそのコストがわかるので、商品開発、商品展開にも役立ちます。